• "正則"(/)
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  1. 新見市議会 2020-03-01
    令和2年3月定例会(第4号) 本文


    取得元: 新見市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-14
    2020年03月05日:令和2年3月定例会(第4号) 本文 ▼最初のヒット個所へ(全 0 ヒット) 1                             午前10時0分  開 議 ◯議長藤澤正則君) 皆さん、連日御苦労さまでございます。  ただいまの出席17名でございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は配付しておりますので、よろしく御協力をお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(P135)          ──────────────────────── 日程第1  一般質問 2 ◯議長藤澤正則君) 日程第1に入ります。  昨日に引き続き一般質問を行います。  まず、14番橋本亨子君の登壇を願います。14番橋本亨子君。               〔14番 橋本亨子君 登壇〕 3 ◯14番(橋本亨子君) 14番橋本亨子です。橋本でございます。  本日はトップバッターでの質問ということでございます。今回3項目の質問を提出をさせていただいております。しっかりと質問をしていきたいと思います。  まず、1項目めでございます。核兵器のない平和で公正な世界の実現に向けた取り組みについての質問をさせていただきます。  今年は、広島、長崎に原爆が投下されて75年になります。被爆者平均年齢は既に83歳を超えておられます。生きているうちに核兵器の廃絶をという悲願が実現されることを強く願っておられます。被爆者の方々は被爆の実相を語り継ぎ、核兵器が人類と共存できないことを訴え続けてこられました。被爆者の心からの叫びである、再び被爆者をつくるなという声が世界を動かし、2017年7月7日、歴史上初めて核兵器を法的に禁止する核兵器禁止条約をつくり出しました。日本は唯一の戦争被爆国です。世界が日本に求めているのは、核で身を守ることではなく、核兵器のない世界を実現するためにもっと努力をすることだと思います。条約への署名、批准することが求められていると思います。  お尋ねいたします。  1点目、2017年7月7日、現在国連に加盟する193カ国のうち、122カ国という圧倒的多数の賛成により核兵器禁止条約が採択をされているわけですが、これに対する市長の認識と、こうした情勢をどのように受けとめておられるか、お聞かせをいただきたいと思います。  2点目、今年は5年に1度のNPT、核不拡散条約の再検討会議が開かれる年です。NPTの発効から50年目でもあり、大きな議論の場になるであろうと言われております。これに向け、核兵器を禁止し廃絶することを求める意思表示を大きく広げて結集していくことが重要になってくると思います。既に県下全ての自治体首長からは賛同署名が寄せられておりますが、市民の皆様にもヒバクシャ国際署名への賛同、御協力を願えればと思うところでございますが、市民の皆様にもこの署名に御協力いただくために、庁舎内などへのポスターの掲示や署名コーナーの設置をしていただきたいと思うところでございます。いかがでしょうか。
     3点目、日本政府の代表は、国連が主催した核兵器禁止のための国際会議には初日の出席だけで、参加を拒否し、核兵器禁止条約のための国連決議に反対し続けています。大変残念な姿勢です。日本政府に対して核兵器禁止条約署名するよう強く働きかけていただきたいと考えるものでございますが、市長の御見解をお示しをいただきたいと思います。  以上で1項目めの1回目を終わります。 4 ◯議長藤澤正則君) ただいまの橋本亨子君の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 5 ◯市長池田一二三君) それでは、私から1項目め核兵器のない平和で公正な世界の実現に向けた取り組みについての1点目、2017年7月7日、国連において核兵器禁止条約が採択されたが、これに対する市長の認識とこうした情勢をどう受けとめているかについてお答えをいたします。  核兵器や戦争のない平和で安心して暮らせる世界は人類共通の願いであると思っております。世界で唯一の核戦争被爆国として二度と核兵器による悲惨な歴史を繰り返してはならないと考えております。  次に2点目、核兵器禁止条約早期実現に向け、ヒバクシャ国際署名の推進への支援をということでございますが、本市では毎年、さきの大戦で犠牲となられた方やその御遺族に対し、戦没者追悼式行い哀悼の誠をささげるとともに、平和の誓いを新たにしているところであります。また、こうした取り組みにより核兵器廃絶や世界の恒久平和を願っているところでございます。ヒバクシャ国際署名推進等につきましては、署名活動等実施されている各種団体等におきまして、積極的に取り組まれることを期待しているところでございます。  次に3点目、日本政府に対して、核兵器禁止条約への署名を働きかけるべきではないかということでございますが、日本政府のこの条約署名に関しましては、国のレベルにおいてあらゆる情勢や状況、安全保障などの総合的な判断の上に決定されるべきものであると考えております。  以上でございます。 6 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午前10時8分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前10時11分  開 議 7 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。  もう少し具体的な質問に対する答弁を求めます。 8 ◯市長池田一二三君) 2点目の核廃絶ポスター等の展示はできないかということでございますが、これにつきましても各種団体等において取り組まれることを望んでいるところでございます。 9 ◯議長藤澤正則君) 答弁になっていないようなんですが。 10 ◯市長池田一二三君) 今申し上げましたように、各種団体等でそういう御要望がございましたら、申し出ていただければと思います。そういう意味でございます。 11 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。橋本亨子君。 12 ◯14番(橋本亨子君) 1点目でございますが、平和を願う思い、それは本当に市長もその立場でお考えのことだというのは伺うことができましたが、今地球上で存在する核兵器は1万数千発と言われております。広島、長崎への2発の原爆の数万倍に及ぶものでございます。核兵器は人類はもとより、地球上に存在する全ての生命を絶ちきり、環境を破壊し、地球を市の星にする悪魔の兵器でございます。一発でも使用されたら取り返しのつかない被害をもたらすものであると思います。核兵器を禁じることに一切のためらいは必要ないというふうに思っております。被爆者の方々は後世の人々が生き地獄を体験しないようにと核兵器のない世界を実現したいと切望をしておられます。核兵器禁止条約が採択をされたことは、世界の多くの国と人々が立ち上がり、非核平和の方向に大きくかじを切ったことになると思うわけですが、市長から平和を願う思いについては語られました。核兵器禁止条約の採択という、この画期的な変化ができた、このことに対する御認識がどうも伺えなかった気がしますので、この点では再度お答えをいただきたいと思います。 13 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 14 ◯市長池田一二三君) 本市はこの平和首長会議に加盟もいたしているところでございます。そうした、これは全国で1,710自治体、99.5%が加盟しているわけでございますけれども、そこの中で一緒に活動をさせていただいているところでございます。 15 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午前10時12分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前10時12分  開 議 16 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開します。 17 ◯市長池田一二三君) 先ほども御答弁を申し上げましたけれども、核兵器のない、そして戦争のない、そういった平和な安心して暮らせる、そういう社会になるように思っているところでございます。 18 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。橋本亨子君。 19 ◯14番(橋本亨子君) 明快な答弁がないので、再度お尋ねをいたします。  核兵器禁止条約が国連において採択をされた、この大きな出来事、これに対する御認識をということでお尋ねをしておりますので、その点についての触れられる発言はなかったと思うので、再度その点だけ確認したいと思いますので、お願いします。 20 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午前10時13分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前10時13分  開 議 21 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開します。  答弁を求めます。 22 ◯市長池田一二三君) 核兵器のこの廃止、廃絶に向けた、そういった条約が採択されたということにつきましては評価をしているところでございますし、世界全体がそういった社会にならなければならないと感じているところでございます。 23 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。橋本亨子君。 24 ◯14番(橋本亨子君) 禁止条約の採択は評価をするということです。本当に画期的なことだったと思います。確認ができましたので、2点目に行きたいと思います。  ポスターの掲示についてですが、いいポスターがつくられておりますので、見ていただきたいと思いまして、本日持参をいたしました。このポスター、県下全ての自治体の首長、顔写真入りで載っているわけなんですけど、運動団体皆さんが尽力されて製作をされました。承諾を得た上でのこの顔写真の掲載ということになっているわけで、広くこれを県内全ての自治体でアピールもしている状況なんです。この市長ヒバクシャ国際署名に賛同し署名しているという、これがもう一目瞭然わかるポスター、これを市民にアピールする掲示をするという、これを是非求めたいと思うんです。運動団体皆さんは、独自の運動としてもいろいろ取り組まれておりますが、これを市民にも知っていただく、これは大いに価値があることだと思うんです。それを是非求めたいと思います。  それで、署名についても団体での取り組みをということで、当然取り組みをされているわけなんです。この本当にすばらしい平和を求める運動団体が進めている取り組み、これをより多くの市民の方にも広げていくということが、今年NPT国際会議もニューヨークが開催会場になっている、これはアメリカの地でする、これは本当に意義あることだということで、平和を求める世界の各種団体の方も大いにこの評価をしているんです。  その会議でどういう議論がされるかということについては、より多くの世界の国々の人たちが平和を願い、核兵器はなくして欲しい、この意思を結集をさせていくということが非常に大事になると思うんです。5年に1度開かれるこのNPT国際会議、これに向けて皆さんの意思を結集する、そのために市民にもこれを知っていただき、署名をしていただけるコーナーを、せっかく市長、ここですね、市長はいいお顔で写っていただいておりますが、こういう立場で頑張っておられるということなんですから、是非そのコーナーを設けていただきたい。  日本原水協の集計による署名総数は、2,000万人近い状況に達してはおります。核兵器廃絶への世論と運動がさらに発展をし、結集をされるという、これにつながるように是非御協力を賜りたいというふうに思いますので、再度御答弁ください。 25 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午前10時18分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前10時18分  開 議 26 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開します。橋本亨子君。 27 ◯14番(橋本亨子君) 1回目に申し上げておりますポスターの掲示、すばらしいポスターがございます。これを庁舎等の市の関係施設、これへの掲示をする、それから署名コーナーを設置をする。ヒバクシャ国際署名へ市民の皆様も見ていただき、賛同の署名が、これは強制的なものではございませんので、賛同される方はこの運動を知っていただき、それへの署名をしていただけるというような、そういった取り組み署名コーナーの設置です。これを求めたいと思います。 28 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午前10時19分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前10時19分  開 議 29 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。  答弁を求めます。 30 ◯市長池田一二三君) そのヒバクシャ国際署名に私も署名をさせていただいているところでございます。そのものを掲示をするという観点にいたしましては、先ほども申し上げましたように、申請をしていただいて、そして判断をさせていただくところでございます。  また、署名コーナーをという今御質問でございますが、現在それは考えておりません。 31 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午前10時21分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前10時21分  開 議 32 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開します。橋本亨子君。 33 ◯14番(橋本亨子君) 決して後ろ向きな姿勢ではないというような思いはして受けとめました。団体によって要請があればということもおっしゃられたわけでございますので、追ってまた団体の方とも協議をしながら取り組みが進められるようにやっていきたいというように思います。  3点目に行きますが、日本政府の代表が非常に核兵器禁止条約の議論がされた国際会議等においても背を向ける立場をとり続けているわけですが、なかなかそういう姿勢を改めるというのは、一長一短にはできないものだとは思いますが、核の傘で身を守るという、この理屈が根底にはあるのかなというふうに思いますが、自国の傘は安全保障のためという核保有国の理屈と、これは同じものだと思います。自由のある社会が自由を禁じた社会より安全という議論と似ているようにも思うわけで、本当に核兵器による惨禍を繰り返さないためには、日本政府がこの条約への署名、批准をすることが求められておりますので、機会を捉えて平和首長会議でもこのことについても議論があろうかとも思いますから、政府にしっかりと頑張るようにと求めていく立場で、市長頑張っていただきたいと思います。  その点を申し上げまして、1項目めは終わりたいと思います。 34 ◯議長藤澤正則君) 2項目め質問に入ってください。 35 ◯14番(橋本亨子君) では、2項目めに移ります。  第3次新見市総合振興計画案についての質問をいたします。  第2次の新見市総合振興計画実施期間後期計画を残している最中に第3次の計画を策定することに至ったわけでございますが、1月末尾付で素案をいただきました。寄せられた意見なども踏まえて修正なども行われ、議案としての案が配付をされたところでございます。既に同僚議員からいろいろと質問もあったわけでございますので、角度や視点を変えながら私なりの質問をさせていただきたいと思います。  まず、1点目です。第2次新見市総合振興計画の検証を踏まえての計画の策定ということですが、検証の結果についてをお示しいただきたいと思います。  2点目、人口推計の予測でありますが、素案の予測と案の推計値に違いがありますが、昨日もこの推移の予測についての積算がいろいろ質問者の中で語られてはおりますが、いま一度この積算根拠を詳しくお示しをいただきたいと思います。  3点目、人口減少が進む中では、移住した定住人口でもなく、観光などで来られるといった交流人口でもない、地域や地域の人々と多様にかかわる関係人口を増加させることで、地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待できると思います。関係人口増加に向けた具体的な対策をお聞かせください。  4点目、協働による地域づくりの推進では、地域運営組織の自立に向けた地域運営組織による自主財源の確保の取り組みへの支援をすると示してありますが、具体的にその内容を御説明ください。  5点目、農業振興対策についてであります。国連は2019年から2028年の10年間を家族農業年として定めており、家族農業の持続的発展を可能にする環境整備の促進を求めております。素案では家族農業や中小規模農家への支援の記述がなく、大変残念な思いでございましたが、案では、小規模の農業経営体に対して生産を継続できる支援に取り組みますと書き込みが行われておりました。中山間地域での現状は、家族農業が中心ではなかろうかと思うわけでございますが、その実態をお示しいただき、こうした家族農業や中小規模農家への支援についての具体的な対策をお示しいただきたいと思います。  以上で1回目を終わります。 36 ◯議長藤澤正則君) ただいまの質問に対する答弁を求めます。 37 ◯総務部長(上山 晋君) それでは、2項目め、第3次新見市総合計画案についての1点目、第2次新見市総合振興計画の検証結果はどうかというお尋ねでございます。  第2次新見市総合振興計画の検証につきましては、同計画で設定した各種評価指標に基づいた庁内検証及び外部有識者による評価を行っております。評価結果では、目標が達成された分野、達成できていない分野がありますが、人口という大きな指標で評価した場合、十分な施策効果が得られていないという評価をいたしております。  2点目の第3次総合計画の人口推計で、素案と総合計画案との違いということでございますが、第3次新見市総合計画案における将来の人口目標の積算につきましては、これまでの施策の見直しに加えまして、新たな施策の展開を図ることにより、本市の成長発展を目指し、将来にわたる一定の人口規模を維持する考え方をお示しいたしております。その中で、素案につきましては、本市独自で推計をしておりましたが、より高い目標を持って施策を推進するという方向を持ちまして、新たに人口目標を設定することといたしまして、そういった一定の人口規模を維持するという考え方をお示ししたものでございます。  それから3点目、関係人口増加に向けた具体的対策はでございますが、関係人口創出に向けましては、まず本市出身者やふるさと納税の寄附者など、本市と縁がある方に対して持続的につながる機会を提供する仕組みを検討する必要があると考えております。  具体的には、本市の返礼品に興味を持ち、ふるさと納税をしていただいた方に、実際に本市の返礼品生産現場を見学いただく機会を提供するなどして関係人口につなげることや、本市出身者などに、より故郷にかかわりを持っていただく取り組みとして、仮称ですけど、ふるさと市民賞のようなものの交付なども考えております。  4点目ですが、協働による地域づくりの推進で地域運営組織の自主財源はということでございます。  地域運営組織には、各地域の実情に応じ、地域課題の解決や地域づくりについて行動いただき、今後のまちづくりの中心的役割を担っていただきたいと考えております。設立された地域運営組織が地域課題の解決を進める一つとして、ビジネスの手法を活用することもあると考えております。例えば住民の移動手段確保を目的とした貨客同時運送事業や、住民の居場所づくりとしてサロン機能を持った地域商店の運営、地域農業の振興を目的に地元食材を活用したカフェの経営などが考えられます。こうした事業で得られた収益を地域の支え合い活動などに活用する仕組みができれば、地域活性化と地域福祉が両立した持続可能な地域を築いていくことにつながるのではないかと考えております。  以上です。 38 ◯産業部長(宮崎忠司君) それでは、5点目の農業振興対策で家族農業の支援についてお答えさせていただきます。  家族農業は、我が国の農業経営体の約98%を占めており、食糧生産だけでなく、国土保全という機能も果たしている重要な経営体と認識しております。国の経営所得安定対策などの各種支援策や本市が独自に実施している農業用施設維持修繕事業などは、家族農業の農家も対象となっておりますので、本市といたしましては今後ともこれらの事業を実施することで家族農業を支援してまいりたいと考えております。  以上です。 39 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。橋本亨子君。 40 ◯14番(橋本亨子君) 1点目でございますが、検証については、いただきました資料にございます第2次総合振興計画の主要事業一覧、これがその評価をした結果としてのものであろうというふうに思います。達成状況が示されている中で見ますと、全体で129の事業が分類をされております。達成度1段階から5段階にし、そして達成率も出しているわけなんですが、100%以上となっている4、5の段階、これが44の事業で、1、2、3の100%未満、達成率が100%に満たないというのが全体では85の事業がございました。内容を少し見たわけなんですが、この事業ごとに評価してあるものを第3次計画の中ではどのように位置づけられていく考えなのかお示しください。 41 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 42 ◯総務部長(上山 晋君) 今、議員が申されましたように、総合計画の資料としてお示しをしております主要事業の一覧からこういった評価結果になったものでございまして、こういったこと全てを網羅いたしまして、産業振興や子育て環境の整備、健康増進の取り組みなど、全てが人口減少に歯どめがかけられる事業だということからの取り組みでございました。しかしながら、人口減少には歯どめが至っていないということでございまして、これらの部門を全て見直しをいたしまして、もっと有効な施策があるかどうかを検証して、第3次総合振興計画案に盛り込んだものでございます。  以上です。 43 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午前10時33分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前10時35分  開 議 44 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。  再質問ございますか。橋本亨子君。 45 ◯14番(橋本亨子君) 議長からの指摘が休憩中ございました。それを受けまして、深い議論をここでするのはなかなか難しい段階であろうということで了解もいたしました。  そこで、もう少しだけお尋ねをしたいんですが、農業問題についてです。
     先ほど部長から、家族農業については新見市では98%が家族農業ということで、これは農業センサスに基づく数字であろうと思うんですが、こうした中で、昨年12月5日、農林水産大臣が国会での答弁をしております中に、大規模に対して極めて手厚く中小に対する配慮が足りなかったという、このやりとりの中での批判があった、そのことについては甘んじて受けなければならないというふうに述べておられるんです。国の農業政策がこれまで大規模化、規模の拡大を推進をしてきたということがあると思うんです。ということで、本市の小規模、そして家族農業を一生懸命頑張っておられる方には、余り恩恵がなかったのかなというふうに思うんです。規模を拡大すればするほど、農業や農村人口は減り、農村の生活や生活基盤も弱まってくると思うわけです。小さな家族経営、家族農業への支援を厚くする施策が求められていると思います。  計画中の中で、これは素案の段階とほぼ余り変わってはないんですが、素案の段階でも小規模の農業経営体に対する施策というのが十分に見受けられなかったわけです。そういった意味では具体的にその効果が上がる対策はどんなことを考えておられるのか、その点をお尋ねをしたいと思います。 46 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 47 ◯産業部長(宮崎忠司君) 先ほども申し上げましたが、本市の農業は約98%が小規模経営の農家が占めておりまして、これまでも本市が行ってまいりました農業施策を引き続き各種支援を続けることで担い手確保とか生産振興、消費拡大、農地基盤の整備などが努められるものというふうに考えております。  以上です。 48 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。橋本亨子君。 49 ◯14番(橋本亨子君) いろいろ取り組もうということですから、若干の期待もしているところです。  さて、この第3次の総合振興計画でございますが、2月4日にまちづくり審議会への諮問をされました。そして、2月27日に答申が出されているわけです。新聞報道でもございましたが。この審議会の皆さんが土日、祝日を除く4日から27日を日にちを追って数えますと、16日間という、この本当に限られた日数の中でいろいろと審議もされたということで、御苦労も大変多かったのではなかろうかと思うんですが、このことについて委員の皆さんが何日間、会合はされたのか、それをちょっとお尋ねしたいんです。また、審議会の中で出された御意見等、どんなものがあったのか、その点、お示しくださればと思います。 50 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。  暫時休憩します。                             午前10時39分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前10時41分  開 議 51 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。 52 ◯総務部長(上山 晋君) まちづくり審議会の回数は4回でございます。  その中で各委員さんから御意見をいただきましたのは、新しい計画の基本理念と目標との整合性とかSDGsの整合性など、それから郷土愛、愛着などの記載はあるが、新見市に残ってもらうような人材育成の戦略があればというような細かい意見も頂戴をいたしておりまして、総じてこの計画が市民に夢を与えるようなものであって欲しいという御意見が多かったように感じております。  以上です。 53 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。橋本亨子君。 54 ◯14番(橋本亨子君) 時間もございますし、また先ほど議長からのお話もございましたように、またの機会でしっかりとこの第3次計画についての内容の掘り下げをしていきたいと思います。  ここでこの2項目めを終わりたいと思います。 55 ◯議長藤澤正則君) 3項目め質問に入ってください。 56 ◯14番(橋本亨子君) 3項目め質問に移っていきたいと思います。  高齢者福祉の充実についての質問をいたします。加齢性難聴者への補聴器購入補助制度の実施を求めるものです。  お尋ねをいたします。  加齢性難聴は日常生活を不便にし、コミュニケーションを困難にするなど、生活の質を落とす大きな原因になるものだと思います。自覚のあるなしにかかわらず、聴力が正常の感度より下がった状態が難聴であります。両耳が聞こえにくくなって会話に支障が出る加齢性難聴は誰にでも起こる可能性があります。70歳を過ぎると3人に1人、80代になると3人に2人が難聴と言われており、難聴になると家族との会話が少なくなり、会合への出席や外出の機会が減るなど、コミュニケーション障がいが起こると言われております。さらに、認知機能の低下が正常聴力の人より32から41%の悪化が見られるということでございます。  厚生労働省は、平成24年3月の介護予防マニュアルでも高齢者のひきこもりの要因の一つに聴力の低下を挙げて対策を求めています。日本補聴器工業会は、難聴者の14.4%しか補聴器をつけていないという、こういう集計を示していますが、補聴器の価格が3万円から30万円以上、もっと高いものもあるわけですが、平均で15万円と価格が高過ぎるという声が多くあるということです。補聴器のさらなる普及で、高齢になっても生活の質を落とさず、心身ともに健やかに過ごすことができ、認知症の予防、ひいては健康寿命の延伸、医療費の抑制にもつながるものと考えるわけでございますが、この補助制度の実施についての市長の見解をお聞かせをいただきたいと思います。  以上で1回目を終わります。 57 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 58 ◯市長池田一二三君) 3項目め、高齢者福祉の充実について、1点目、加齢性難聴者への補聴器購入補助制度の実施を求めるという問いに対しましてお答えをいたします。  現在、聴覚障がいがあり、身体障害者手帳が交付されている方につきましては、法に定められた補装具費支給制度によって補聴器購入に要する費用の一部を支給しているところでございます。この制度の対象とならない方への市独自の補助制度につきましては、今後国、県の動向を注視してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 59 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。橋本亨子君。 60 ◯14番(橋本亨子君) 今後、動向を見ながらということですが、なかなか日本はこの難聴という、そのことに対しての位置づけが、先ほど市長が言われたように障害者手帳の交付によりの対処があると言われたんですが、障がい者という、そういうカテゴリー、分類で考えるという傾向があるということです。それを認知症の予防等につなげていくための医療という分野で考えるというのが非常に大事になってくる状況ではあろうと思うんです。  自治体が独自でこの補助制度を実施しているところが全国で20ほどございます。補助内容はそれぞれ様々でございますが、長野県木曽町では、65歳以上の必要な人、所得制限なし、3万円助成、東京都の江東区では、自分に合わないとか効果がないという、こういう声がいろいろと出てくるということに対応をしているようで、毎週決まった日に認定補聴器技能者による技術支援として利用者に合わせて調整をしているということなんです。とても便利と好評であるということでございます。利用者負担はこの調整をするときにはないんです。また、国会においては、厚生労働省の審議官、補聴器を用いた聴覚障がいの補整による認知機能の低下、予防効果を検証するための研究を推進をするというふうに言っておられるんです。  それから、麻生太郎財務大臣は、やらなければならない問題というふうに述べておられます。医療としてのカテゴリーに位置づけて、こういう難聴者対策を国としてもやっていこうという動きが起こっているわけです。それに期待するところはあるんですが、先ほど言いましたように、既に実施をしている自治体があるということでございますので、その点を踏まえて市長、是非検討して欲しいと思っておりますので、再度お考えをお聞かせいただきたいと思います。  新見市は高齢化率が42%を超えました。障がい者の福祉制度にかからない方々、早い方では30代ぐらいから聞こえづらくなるという症状も出る方がおられるというふうに専門家も言っておられるんですが、この聞こえにくくなったことに早くからなれていくという、この取り組みが必要であろうと思うんです。そうなれば、補聴器というものに自然となれていき、聞き取りにくいの障がいがなくなるというふうに専門家も指摘をしております。  そういった意味で再度市長、お考えをお尋ねしたいんですが、例えば障がい者の制度にかからないということの軽度ということになる、40デシベルぐらいですか、そういう方たちが本当に積極的に外出ができる体制を、そういう条件を整えるといいますか、そういうために必要だというふうに思うんです。国も少しずつ動き始めておりますので、是非それに先駆けて御英断を求めたいと思います。再度お答えください。 61 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 62 ◯市長池田一二三君) 議員がおっしゃられておられます中程度の難聴の方、聴力レベルが40デシベルから70デシベル未満の方でございますけれども、その助成は現在制度はありません。この加齢性難聴と認知機能の低下との関係性については、議員もさっき言われたように、まだ効果がはっきりしてないということで、今国でそうした検証するための研究が行われているというような議員からも御発言があったところでございます。  先ほど申しましたように、本市といたしましては、そういった研究結果を今後注視してまいりたいというふうに思っておりますし、本市といたしましては、認知症予防も含めて、また人生100年時代という中でできるだけサロン等へ出てきていただいて、皆様とお話をしていただいたり、そして交流を深めていただくことによりまして、体操等も含めて健康寿命を延ばしていこうと、そういった取り組みをしっかりと推進しているところでございますので、御理解を賜りたいと思います。 63 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。橋本亨子君。 64 ◯14番(橋本亨子君) 国の動向を注視しながら考えるというようなことで、これ以上出ないのかとは思うんですが、本当に聞こえなくなった状態の中で、補聴器を装着をするというよりも、本当に軽度な段階から装着をして、聞くことになれるという、そういう環境をつくるということが非常に効果が上がるということです。それで、一度つけたからといって、すぐにその器具になれるということにならないというふうになっております。初日、そして1週間後、1カ月後、そして3カ月後と、ステップを踏みながら機械になれていくという、そういうものであるということらしいんです。そういう意味では、障がい者制度にかからない方を対象にして、制度を実施するということが本当に日常生活を豊かにするということには直結するものだと思いますので、その点を踏まえながら是非今後この制度の実施がどうなのかということも内部での研究検討していただきたいと思うんですが、その点での今後に向けてのお考えはどうですか。今はまだ国の動向を注視しつつなんですけれども、高齢化率が高まる状況の中では今後における課題になるというふうに思うんですが、いかがですか。再度その点お願いします。 65 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 66 ◯市長池田一二三君) 先ほど来より何回も御答弁をさせていただいているところでございますけれども、そうした認知症予防にこれが効果があるかどうかということも今国が研究をされているという状況でございますので、それを踏まえて我々も今後考えてまいりたいと思います。 67 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。橋本亨子君。 68 ◯14番(橋本亨子君) 国の動向を見ながらということで、独自で市長が新見市の高齢者の実態を把握して考える、検討するという、こういうことが全く出てこないので、非常に残念でございますが、日本の難聴者率は欧米諸国と大差がないということなんです。やはり加齢によっていろいろ難聴の障がいは出てくるということです。補聴器の使用率はそうした中でも欧米諸国よりも日本が非常に低いというふうになってます。先ほど言いました障がい者のカテゴリーと医療のカテゴリーとのその分類の差がそれには大きくかかわっているようなんですが、日本の場合のこの補聴器の使用率は14.4%です。アメリカでは30.2%、ドイツが36.9%、フランスが41.0%、イギリスは47.6%というふうになっているようですが、この欧米でこれほど普及しているのがやっぱり医療のカテゴリーの分類ということなんです。政府がこれを研究検討していかなければならない姿勢に立っているということは、もうこれは本当に実施に踏み切っていく方向での大きな課題であろうというふうに思うわけです。  そういうこともございますので、市長、しっかり研究していただきまして、独自の制度が本市でも実施されるようにと、皆さんからも何とかして欲しいなという期待の声なども寄せられる状況でございますので、その点を申し添えておきたいと思います。  そのことを強く求めておきまして、質問を終わっていきたいと思います。 69 ◯議長藤澤正則君) これをもちまして橋本亨子君の一般質問を終わります。  しばらく休憩をいたします。                             午前10時55分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午前11時5分  開 議 70 ◯議長藤澤正則君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  次に、10番難波孝一君の登壇を求めます。10番難波孝一君。               〔10番 難波孝一君 登壇〕 71 ◯10番(難波孝一君) それでは1項目め、主要地方道新見勝山線の道路改良について質問いたします。  今から60年ぐらい前からだと思いますが、主要県道新見勝山線、県道32号線は毎年のように改良が行われてきました。石ころだらけの1車線の細い道から、現在では新見の江道橋から大佐永富の傍示ヶ峠の真庭市との境界までの約20キロ区間は、8カ所のバイパス工事が行われ、全て2車線になりました。以前に比べて走行時間も半分以下になったのではないかと思っております。  一方、歩道の設置工事も順次行われ、新見から小南橋までは四、五年前に完成をしております。残りの歩道工事も行われていましたが、一昨年と昨年の集中豪雨による新見市内に被害が発生したために、県も市も災害復旧の工事が優先され、歩道工事も中断していましたが、2カ月ほど前から工事が再開をされております。  質問1点目、小南地区の歩道の完成予定はいつごろになるのかお尋ねします。  2点目、主要地方道新見勝山線整備促進期成会の現状をお尋ねします。旧大佐支局裏の刑部バイパス沿いに横3メートル、縦1.2メートルほどの大きな看板が立っており、鉄柱にはさびも出ているので、今から30年以上前に立てられたものではないかと思います。これがその看板でございます。両面に同じことを書いております。これ上から撮った分と、それから下から写した写真でございますが、そこには主要地方道新見勝山線の早期全線改良を実現しよう、下に大佐町主要地方道新見勝山線国道昇格改修促進期成会と書いてございますが、国道昇格が現在もあるのかどうか、この期成会が今はどうなっているのか、お尋ねいたします。  この項の1回目の質問を終わります。 72 ◯議長藤澤正則君) ただいまの難波孝一君の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 73 ◯建設部長(西村和夫君) 1項目め、主要地方道新見勝山線の道路改良について、1点目、小南地区の歩道の完成予定はについてでございますが、道路管理者の県によりますと、歩道工事全体の完成予定は令和4年度であるとのことでございます。  続きまして2点目、主要地方道新見勝山線整備促進期成会の現状はでありますが、本期成会は昭和41年の設立当初は主要地方道新見勝山線国道昇格改修促進期成会として活動を行ってまいりました。その後、平成17年の市町村合併時に現在の主要地方道新見勝山線整備促進期成会に組織変更をしております。この組織変更のときに、国道昇格よりも道路改良を優先していくということが確認されたようでございます。  以上です。 74 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。難波孝一君。 75 ◯10番(難波孝一君) 期成会の名前が変わったということでございますが、その期成会のメンバーの方のお名前がわかれば教えてください。 76 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 77 ◯建設部長(西村和夫君) 期成会の構成ですが、以前の国道昇格期成会当時は旧新見市、旧大佐町、旧勝山町の1市2町でした。それから、平成17年の合併によりまして、現在の新見市、現在の真庭市と2市になっております。構成員は2市では、市長、議長、担当産業建設委員長、それぞれ3名ずつの計6名で構成しております。  以上です。 78 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。難波孝一君。 79 ◯10番(難波孝一君) 県道新見勝山線は、新見市内の江道橋から旧真庭郡勝山町月田の荒田橋のところで国道181号線に接続しており、現在は富原地区と月田地区にかけて月田トンネルとバイパス工事、約1,500メートルが急ピッチで工事が進んでおりますので、小南の歩道と同時期ぐらいには完成するのではないかと思っております。月田トンネルと小南の歩道とが完成いたしますと、新見勝山線の全区間40キロが完全に2車線化となり、また歩道も95%以上で設置されることになり、この看板に書かれている期成会の目標は達成できると思いますが、どうでしょうか。 80 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 81 ◯建設部長(西村和夫君) 現在の期成会の活動につきましては、主要地方道新見勝山線の整備促進、特に3点、議員おっしゃられました月田、それから刑部の小南、そしてもう一つは国道180号への接続ルートの決定と早期着工ということで、新見の箇所についても要望をしております。  以上です。 82 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。難波孝一君。 83 ◯10番(難波孝一君) もう二、三年たつと、この道路もほとんど私はもう完成したのではないかと思います。そうしたときに、この期成会をどうするのか、解散するのか、そのまま置いておくのか、またこの看板についてもどうされるのか、また国道への昇格を申請するのかどうかといった、そういった判断もする時期ではないかと思います。お尋ねします。 84 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 85 ◯建設部長(西村和夫君) 期成会の活動につきましては、まだこのそれぞれの事業が完成するまでは継続していくことになろうかと思います。また、要望内容等につきましては、その時点で判断をしていきたいと思っております。  看板につきましても、協議会で協議の場に乗せていきたいと思います。 86 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。(「それでは2項目めに」と10番難波君の声あり)  2項目め質問に入ってください。 87 ◯10番(難波孝一君) 2項目め、人口減少対策についてですが、今日本国内では、新見市を初め、全国のほとんどの市町村で少子・高齢化の時代となっております。新見市でも毎年500人から600人の人口が減少しているのが事実です。そのために全国の市町村では、人口を増やすためにいろいろな施策を考えて頑張っておりますが、どこの町も同じような方法で移住者の取り合いをしているのが現状ではないでしょうか。  質問1点目、移住者の確保対策として、新見市では、移住・定住支援事業として神郷町油野の元小学校舎に移住交流センターを設置して専門員を常駐させて、移住希望者の相談を受けております。移住希望者が市内定住を目的に空き家の購入や改修、家財の整理に係る経費の一部を助成する空き家活用推進事業があります。他の事業もございます。  質問1番、空き家の持ち主から、家、宅地、田んぼ、畑、山林を市に寄附してもらい、それを移住者に無償で譲渡してはどうかという提案でございます。  現在、新見市内には約2,000戸前後の空き家があると思います。また、高齢者のひとり住まいが多くなり、あるおばあさんから、子供、孫も誰ももう家に帰ってこないので、家や田んぼ、山も要らないので、市がもらってくれないだろうかという、そういった話がございます。また、今は一人で自宅に住んでいるので何とかやっているが、近いうちに病院に入るか、介護施設に入るようになるので、自分の元気なうちに財産を寄附して切りをつけたいと思っている人も多数おられると思います。また、今は実家を離れて住んでいるが、都会に家を建てているのでもう帰ることはないが、空き家を処分したいという人が何百人もいると思います。家を処分したいと考えている人から寄附を受け、新見に移住したいと考えている人に無償とか0円に近い形で市があっせんすることはできないかお尋ねします。  1回目の質問を終わります。 88 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 89 ◯総務部長(上山 晋君) 人口減少対策についての移住者確保対策で、持ち主から家とか建物を寄附してもらって、移住者に無償で譲渡してはどうかという議員の御提案でございますが、行政において活用が定かでない空き家や土地を寄附として受けることは現実的に難しいと考えております。  以上です。 90 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。難波孝一君。 91 ◯10番(難波孝一君) 住宅を解体撤去しようとしますと、家の大きさにもよりますけど、大体二、三百万円はかかるのではないかと思います。移住希望者が来てくれれば、家主は撤去費を一円もかけずに家が処分できるので、無償提供する人が増えると思います。ひとり住まいの住宅や空き家は築後30年から40年と、まだ十分使用できる立派な家があります。この住宅もこのまま放置すれば、家の周りは草や木で覆われ、やがて屋根も落ち、崩れてしまいます。景観も悪くなると思います。そうなる前に貴重な財産である住宅を移住者の人に有効活用してもらい、少しでも新見の人口の増加につなげていきたい思いがいっぱいでございます。  このことについては、簡単なようでいろいろな問題がたくさんあると思います。既に全国の自治体でこういったことをやっているところはあるかもわかりません。また、新見がここでこのことを行えば、全国初になるかもわかりません。今すぐとは言いませんが、これから先のことを考えて研究をしていただきたいと思います。市長、このことについてどう思われますか。 92 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 93 ◯市長池田一二三君) 先ほど部長が答弁いたしましたように、行政としてそういった家とか土地とか、そういったものは受け入れる、現実的に目的が決まっていなければ厳しいと思います。しかしながら、難波議員言われましたように、移住交流支援センター等がございます。そうしたところ空き家情報バンク、そういったものをしておりますので、またそういったところに御相談をされて、無償でも要る方がいらっしゃればというようなお話をして、御相談をしていただければというふうに思っているところでございます。 94 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。(「終わります」と10番難波君の声あり)  これをもちまして難波孝一君の一般質問を終わります。  次に、16番榎日出男君の登壇を願います。榎日出男君。               〔16番 榎 日出男君 登壇〕
    95 ◯16番(榎 日出男君) 16番榎でございます。  執行部皆さん方も大変お疲れのことと思いますが、本会議の大トリをさせていただきます。時間的にも余りにも早く登壇ということになりましたので、若干心の準備もできておりません。  それでは、通告に従いまして一般質問をいたします。  1項目めにつきましては、林業振興についてということでお尋ねをしていきたいと思います。  新見市の市域86%を占める森林に対しまして、執行部皆さん方それぞれの思いで森林行政に取り組んでいただいておるところというように察しますが、この森林をいかに健全な形で後世へ残していくか、こういうことが今求められておるのではなかろうかなというように思っております。そうした中で国が森林環境譲与税、これを2年間前倒しをいたしまして、令和2年には1億数百万円の譲与税が新見市に入ってくると。これをもとに予算化もしておられますが、まず第一に、前倒しをしたその要因というものは、やはり近年の豪雨状況が非常に頻繁にやってきておる、被害もたくさん出ておる。そういったものに対する山林の災害に対応する費用、あるいは林業の担い手育成というものが大きくクローズアップされて、緊急にこういうものに対応していかなければならないと、そういう観点から前倒しがなされておると、このようにお聞きをしております。  そこで、次年度の環境譲与税、元年度に比べて概ね2倍、1億256万円を想定しておるわけでございます。予算概要から見ても、事業の範囲からいろいろと事業を決めて、それに対する環境税を充てておられます。この環境税をずっと足してみると、1億7,000万円ぐらいになるんです。これはそのうちには一般財源あるいは国の情勢、制度も含めたものがそのくらいに膨れ上がってきておるというようには解釈できるんですが、ただ一点、この譲与税について、この補助制度をいかにして生かして使うかというところに当たって、次年度の計画の中、予算執行していく、その計画の中に災害へ対応するという項目がないんです。これは災害復旧じゃないんですよ。災害へ対応する、例えば昨年のように局地的な大雨が降りますと、今まで水が出なかった小さな谷でも大きく水害が出ておる。それは水害としても復旧に至らない範囲の水害ですから、そういうところへ対応する、その譲与税なんです。その辺が一つ確認させていただかなきゃならんのですが、今後こういう災害対応に対する譲与税をどういう形で使っていくんかな、その辺をまずお聞きをしたいというように思います。  それから、2点目でございます。  皆伐後の植林の状況ということでございまして、今林業に従事しておられる方、本当に先般も申し上げましたが、若者が従事をしていただいておる、非常にありがたいことなんですが、今皆伐をして、植林をしておるのが何%ぐらい植林されておるんかなと。あとは切りっ放しで放置されておる場所が非常に多く目立つんです。この問題をやはりそこへ植林する、杉、ヒノキも含めて、ほかのケヤキとか桜とかそんなもんも含めてですが、そういうものを植林して山を生かしていかないと、このまま放置するということについては、非常に山の荒廃が一挙に進むんじゃないだろうかなというように懸念をしておりますので、その辺に対する取り組み方、何ヘクタールぐらいが植林ができておるのか、その数値がわかればお示しをいただきたいなというように思います。  それから、3点目でございます。  これは以前にも質問に挙げておりましたと思うんですが、皆伐後の作業道のあり方、これをどういうふうに整備をしていくんかなと。作業道そのもののあり方は通常は施業するために作業道をつくって機械を入れる、施業が済んだらその作業道はもとに返す、これが通常のあり方なんです。しかし、近年では放置されたまま、そのところへ豪雨がやってくる、作業道の土砂を連れて谷へ出てくる、それが災害の発生の原因にも大きくなるわけでございます。その辺の今後の取り組み方、あるいは考え方をお示しいただければというように思います。  4点目でございますが、3点目とちょっと重なりますが、作業道からの土砂の流出をいかにして食いとめるか、そういう施策は考えておられるのかなと。近年では県の補助制度もございまして、いろいろと方法論もあるようでございますが、具体的にお示しをいただければなというように思っております。  以上で1項目め質問を終わります。 96 ◯議長藤澤正則君) ただいまの榎日出男君の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。 97 ◯産業部長(宮崎忠司君) 1項目め、林業振興についての1点目、森林環境譲与税につきましてでございますが、令和2年度におきまして森林環境譲与税につきましての使途につきましては、木質バイオマス発電への未利用材集積支援とか、森林所有者に対する意向調査等を実施することとしておりまして、議員が災害対応に対して税はどのようにされているかということを御質問されたように思いますんで、森林環境譲与税を最大限活用いたしまして災害防止に努めるような施策等につきまして、今後研究はしてまいりたいというふうに考えております。  それから、2点目の皆伐後の植林についてでございますが、皆伐後の植林の状況につきましては、平成28年度が68.8%、平成29年度が41.6%、平成30年度が56.4%となっております。面積につきましてですが、28年が13.5ヘクタール、29年度が17.2ヘクタール、30年度が29.9ヘクタール、合計で60.6ヘクタールでございます。  続きまして、3点目の皆伐後の作業道のあり方についてでございますが、皆伐後の作業道につきましては、大半が作設されたままの状態で残されており、災害を引き起こす可能性もあることから、施業者及び森林所有者に可能な限り山に戻すよう働きかけてまいります。  続きまして、4点目の作業道からの土砂流出防止策はにつきましてですが、作業道からの土砂流出防止策につきましては、現在、原材料支給事業や重機経費の補助を活用し、コンクリート舗装や排水溝の設置など、対策を講じていただくよう引き続き森林所有者に周知してまいりたいと考えております。  以上でございます。 98 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。 99 ◯16番(榎 日出男君) 再質問を行います。  1項目めのところでございます。  次年度の環境譲与税を充てた事業として、地域林業担い手育成事業あるいは大佐大日高原整備事業、それとあわせて市有林の整備事業、新たな森林管理システムの構築事業、木質バイオマス事業、この辺のところは継続というところでございますが、その中で先ほど御答弁いただいたところでございますが、災害対応に対する譲与税を使うという考え方はあるんでしょうか、いかがですか。 100 ◯産業部長(宮崎忠司君) 災害防止の観点から森林環境譲与税につきましては最大限有効に活用させていただきたいと考えておりますが、既存事業との重複ができないということがございますので、研究させていただきたいと思います。 101 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。榎日出男君。 102 ◯16番(榎 日出男君) 榎です。  森林環境譲与税、先ほど申し上げましたとおりの内容で譲与税が交付されてくるわけでございます。令和2年と3年が、元年を1といたしますと掛ける2、1億2,560万円、そして4年、5年が1億2,820万円、そして6年以降が1億5,384万円を推定をしております。ただ、これは国勢調査も身近になっておりますので、その辺の人口動態によって多少変動があるであろうというように思っておりますが、いずれにしても県下では一番多い交付税をいただいておるところでございますから、こういう想定した使途の計画を立てるということは非常に難しいだろうとは思うんですが、しかしながらもう事前にある程度そういう事業内容というものを把握しておいて、やはり環境譲与税が交付税算入で来たときに、それをすぐ使えるような方法をとっていただかないと、来るのを待ってから対応するんだというようなことで、果たしてそれが林業の振興になるんかなというような懸念もするところでございますし、先ほど御答弁いただいたところで、やはり植林をしておる面積は非常に少ない。これからの森林を守っていく上で、果たしてそれでいいんかなと。例えば山の地主さんがもう私のとこは林家として植樹はしないというような山に対して、以前ありましたように新見市が無償で借りて、植林をして、山を守っていくような方法がとれないものだろうかなというところも思うんです。  ただ、今労働力不足によって植林がなかなか前に行ってないかなというようなところもうかがえるんですが、やはりその辺は新見市としても本腰を入れて対応していくべきではないかなと。先ほど申し上げました山を無償で借りる、そこへ植林する、伐期が来ればそれを市の財産として枷をする、そういうサイクルの中で山を生かしていくという方法は考えられないものだろうかなというように思いますが、市長のお考えをお聞きしたいと思います。 103 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 104 ◯市長池田一二三君) 榎議員さんからお話がありましたように、新たな森林管理システム、これの構築というものが重要であろうと思っております。現在、そうした中で管理できていない森林を市が所有者から委託を受けて管理するようにできるようになりました。そうした意向調査を今しているところでございます。その意向調査がまとまれば、それに対して市にお任せするというような意向調査が確認できましたら、順次切って使って植えて育てるという、そのサイクルをつくっていかなければなりませんので、そういったところにもどういった支援制度ができるのかということをしっかりと制度設計をしていかなければならないと考えているところでございます。 105 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。榎日出男君。 106 ◯16番(榎 日出男君) そういう下準備もできておるということでございますから、これは早急にやはり皆伐、全伐をした後はすぐ植林をしていかないと、小径木が生えてくると、またそれを伐採して植林をするような形になりますから、手間が倍かかるんです。ですから、今市長が答弁いただいた内容のものは早急に検討していただいて、先ほど申し上げましたように新見市がもう管理するんだと、そういうふうな立場で皆伐した面積に対して100%は非常に難しいだろうと、けど土地の良好なとこもたくさんあるので、やっぱりそこら辺を積極的に施業作業を進めて豊かな森を構築していく、それが行政としての大きな課題であろうかなと、また責務であろうかなというように私は感じておりますので、是非ともこれは市長の早い時期にその方向性をもって作業に当たるように是非努力をしていただきたいなというように思っております。  ただ、いつごろからやられるんだろうかなというところはちょっと私もここでは問いかねるようなことでございますから、早急に対応していただくと、こういう方向を強く要請をしておきたいなというように思います。  それから、環境譲与税については、年度年度の金額をお示ししました。3年も4年も先の話をその事業計画を立てというのは非常に難しい問題もあろうかと思いますが、しかし直近でいろいろな人がその譲与税の使途範囲の中でやるべきじゃないかなというように思っておりますので、その辺はあわせて強く要請をしておきたいと思います。  3点目の皆伐後の作業道のあり方、これについても県の補助金がございますし、材料支給をもってその整備をする、3点、4点、重なりますけど、その辺の土砂の流出を防いでいくんだということで、災害リスクの高い土石流が流出するということは本当に危険な状態が発生する。水1立米当たりは概ね1トンです。土石を挟みますとこれは倍になりますから、2トンのものが、それは勾配にもよりますが、それだけ大きな力が加わるんです。ですから、土砂の防止だけはしっかりしていかないと、まだまだ急傾斜あるいは急流もこの地域には非常に多いわけですから、その辺を含めたところでしっかりとした流出防止策をとる。作業道の入り口、起点から概ね200メーターぐらいはコンクリートで舗装して流出を防ぐ、土砂の先ほどの路面を整備できると、こういう補助金制度もありますから、活用していただきたいなというように思っております。  そういうことで、いかにして新見市の森林を活気づけるか、これから後世に残していく森林をどうつくり、どう守っていくか、これを行政として積極的に推進をしていただかないと、皆伐だけで済んでは、元もこもないような状態が発生する想定ができるわけですから、それをしっかり受けとめていただいて、そういう方向性を持って一生懸命努力をしていただきたいなというように思っております。  この項を終わります。 107 ◯議長藤澤正則君) 2項目め質問に入ってください。 108 ◯16番(榎 日出男君) 2項目めに入らせていただきます。  共生社会の構築という項でございますが、市長も地域、新見市の創生総合戦略のもとで、新見市版共生社会の構築をする、協働のまちづくりをするんだと、力強くその推進をしていただいておるさなかでございます。それぞれの成果が幾らか出てきとるんかなというように思いますが、具体的にどういう成果があったかというところをちょっと述べていただきたいなと思います。  と同時に、大学を生かしたまちづくり、口では簡単に言いますが、この中身は何をもって大学を生かしたまちづくりになるんかなと、その辺を1回目として述べていただければいいがなというように思っております。 109 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 110 ◯総務部長(上山 晋君) 大学を生かしたまちづくりにつきましては、新見市版地域共生社会の構築ということで、共生社会の基盤構築と大学、2つの柱で取り組みを進めておるものでございまして、その具体的な取り組みでございますが、地域共生社会を推進する取り組みとしましては、講演会の実施、鳴滝塾でございます。それから、同じく鳴滝塾でパネルディスカッション、それからシンポジウムの開催、あとシンクタンク機能の活用という意味で公立大学には専門的な知見とか知識を持っていらっしゃる先生方、学生さんも多くいらっしゃいますので、そういったところからのアドバイスをいただく。それから、大学を生かしたまちづくりの中で、ワーキンググループをつくっておりますので、そこへ大学の先生方も参加していただいて、そういった専門のカリキュラムの策定、そういったことを担っていただいております。  以上でございます。 111 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。  答弁を求めます。具体的な成果があれば御答弁願います。 112 ◯総務部長(上山 晋君) 具体的な成果ということでございますが、こういった大学が推進されました講演会とかパネルディスカッションとかのことを通じまして市民の皆さんにはそういったまちづくりの機運というのはある程度高まってきているのではないかというふうに感じております。  以上です。 113 ◯議長藤澤正則君) 榎日出男君。 114 ◯16番(榎 日出男君) 具体的に説明をいただいたんですが、なかなか一般市民にはそれがわかりにくい。まして、教育の場へ出向く場合が多々ございます。一般市民はなかなか教育の場へ敷居が高過ぎて、行く気にならんのです。そういうところもある程度緩和していただきたいなというように思うんですが、基本的に健康福祉学科、地域福祉学科、看護学科と、この3科で本格的に令和2年度から始まります。短大がなくなります。そこで、私は常に思うんですが、その3科は人生にとって、生まれて終身まで全部関係しとる。ですから、私はこの大学を生かしたまちづくりとは生涯学習なんです。生涯学習の拠点にするべきじゃないかな、常日ごろからこう思ってきたところなんで、こういう形でとれるということは、生涯学習の拠点としていろいろな政策を立てて、あるいは大学から地域へ出て、生涯学習をどういうふうな形で進めるかというのをやっぱり地域へ向けて発信すべきじゃないかなと、私は強くこれを望んでおるんです。その辺についての考え方、突如発言しておりますから、すぐに答えが出んのかもわかりませんけども、これは詳細調査で申し上げておるところでございますから、その辺について答弁を求めます。 115 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 116 ◯総務部長(上山 晋君) 大学を生かしたまちづくりの拠点といたしまして、今現在地域共生推進センターを建設をいたしております。これにつきましては、学びを提供するとともに、その学びの成果を地域共生社会実現につなげる拠点施設として位置づけております。地域の課題などをテーマとして学びを提供することによって、市民の皆さんに身近に感じていただける施設にしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 117 ◯議長藤澤正則君) 市長を御指名ですか。  答弁を求めます。 118 ◯市長池田一二三君) 現在、建設中でございます地域共生推進棟でございますけれども、1階、2階の部分が市民の皆様方の交流の場、また学生の皆様と市民の方の交流の場ということになっておりますので、そうした中で榎議員御指摘の生涯学習、そういったものをそこのところでもしっかりと推進してまいりたいと、そのようにすることといたしております。 119 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めますか。榎日出男君。 120 ◯16番(榎 日出男君) 時間も刻々と迫っておりますが、先ほどから発言をさせていただいております、部長は細かなところへ出かけてやろうと、そういうスタイルなんです。私は生涯学習を徹底的にしてくださいよと、全市民皆関係する。ですから、こういう問題、しっかり取り組めるかな言よん。取り組んでもらいたいと。生涯学習の拠点ですよと、それをやることによって大学を生かしたまちづくりになる。一部の者だけあそこへ寄って講演を聞いたりするんじゃない。大きな視野で物を語っていく、市民に賛同を得る、そういった一つのステップで上がっていけば、まちづくりになります。ですから、生涯学習を基本としたものに私はちょっと転換していただきたいなというように思っています。答弁願います。 121 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 122 ◯市長池田一二三君) 生涯学習はこれから本当に長寿社会になりまして、一生を通じて学習をするということは非常に重要なことであると考えておりますし、それがひいては健康寿命の延伸の一因にもなるものと考えているところでございます。そうした中で、共生推進センター棟のところに生涯学習の拠点機能を持たせて、その大学の知見や人材をしっかりと生かして生涯学習を進めるようにという御指摘だろうと思います。そうした取り組みをしっかりとしてまいりたいと思いますし、また榎議員が言われたように、あそこへ行かれる方はまだいいんですけど、行かれない方もたくさんいらっしゃいますので、そういった方々にもしっかりとそういった生涯学習の場を提供できるように努めてまいりたいと思います。 123 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。榎日出男君。 124 ◯16番(榎 日出男君) 市長の御答弁の中では、私の意図するところも組み込んで地域づくり、あるいは大学を生かしたまちづくりをするという方向性がやや見えたかなというように思っております。是非とも御努力をいただいて、そういう形を進めていただきますことを要請して、この項を終わります。 125 ◯議長藤澤正則君) 3項目め質問に入ってください。 126 ◯16番(榎 日出男君) 3項目めに入ります。  教育の推進、題目はこううたっております。中でも魅力ある新見市にするための行政としての役割、この問題がこれから先いろいろと問題視されるところが多いかなというように思っております。  1)として、文化とか歴史、あるいは本市の特徴としております、すばらしい伝統、こういうものをしっかり生かした取り組みをしていく上で、2番目に入るわけですが、やはり子供たち、生徒に対する郷土愛というものをどういう形で今生徒に指導というんですか、やってきておられるんかなと、その辺がちょっと疑問的なとこが一つある。魅力があれば、やはり新見に残ってやろうという若い世代の考え方も変わってくるんじゃないかなと、私はそこを思うんです。  2点目に入りますが、中学校の卒業生、新見高校への進学が非常に希望が少ない、ここら辺に当たってもこういう問題がついて回っとる。ですから、他校へ他校へと生徒が出ていく。それも新見高校、うちの高校の中に魅力的な科がないんかなと思うと、そうでもないようには思うんですが、ただ他校が魅力があるからそっちへ流れるんかなというような懸念はしておるんですが。また、友達同士で、私は高梁へ行くから、私も行くんじゃと、こういうふうな連鎖的なところが多うございまして、新見高校の志望が少ない。これから先、少子化はもう10年前、20年前から少子化に入ってきとん。一昨年は123人、去年は160人、今年が150人程度、今年度が150人行くか行かんか、その辺もありまして、3月に入って、とんとんとんと出生が報道されておりますが、それに当たってでも、本年度最終的にどのぐらい出生するんかな、2月末でどのぐらい出生されとるんかなと、その辺をちょっと先にお聞きして、次に入りたいというように思っております。答弁願います。 127 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 128 ◯教育部長(鹿島 隆君) それでは、3項目めの教育推進についての1点目、魅力ある新見市にするため、行政としての考えはの1番目、文化歴史の児童・生徒への周知はでございますが、小・中学校におきましては、従来から取り組んでおります総合的な学習の時間を中心に、地域の方々にも御協力をいただきながら、地域の文化歴史などを学ぶふるさと学習に取り組んでおります。これらを通じまして、本市の魅力を子供たちに伝えることで本市を支えようという意識の醸成が図られるものと期待をしております。  以上です。 129 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午後0時0分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後0時1分  開 議 130 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。  答弁を求めます。 131 ◯福祉部長(林 裕司君) 令和元年4月から令和2年2月末までで出生統計が出ております人数ですが、121件でございます。2月末です。  以上でございます。 132 ◯議長藤澤正則君) それでは、引き続き質問をお願いします。 133 ◯16番(榎 日出男君) 議長、その前に4項目まで済まさせていただきたいと思うんですが。 134 ◯議長藤澤正則君) 4項目、それは違うけえ、とりあえず3項目をお願いします。(「休憩入れますか」と16番榎君の声あり)  わかりません、わかりません。(「それによっても言い方がありますので」と16番榎君の声あり)  休憩しましょうか、今で。(「いやいや、3項目は済ませてください」と16番榎君の声あり)3項目終わってから、はい。判断します。 135 ◯16番(榎 日出男君) 地域の方々を含めてそういう文化歴史、そういうものを一生懸命取り組んでおると、そういうことによって学校あるいはそれぞれの学区、あるいは市全域に対して魅力を何とか取り戻そうという熱い気持ちで取り組んでいただいとる、それはわかりました。  しかしながら、先ほどちょろっと触れとるんですが、新見高校への進学希望が非常に少ない。これに対する対策です。どういうふうなものを想定されとるんかなと。先ほど言いましたように、だんだんだんだんと人口が減っていく少子化になってきておる。そういう状態で新見高校は本当に存続するんかなというところまで言葉が進むようになるんです。  それはまた別として、現中学校3年生の卒業予定者が247人、そのうち合格内定者を含めて、あと124名の枠があるんですが、なかなか志願が少なくて、62名の志願者数、これが済んだら、また第2次の募集があるんかなと思うんですが、いずれにしても今の段階では大幅に定員を割っておるんです。そういう危機感を持った、県立高校ですから、市がどうこうとは言えない範囲もあるんでしょうが、やはり明日の新見高校を考える会の中でもしっかり議論していただかなきゃならない問題かなというように思っております。  新見だけでなく、他校へどのぐらい、どういう、細かいとこまでは言えないとこもあるんですが、どういう地域に対して、新見から考えますと、勝山方面とかあるいは高梁、総社方面とかが生徒の希望先があるのかなと思うんですが、その辺でざっぱなとこでもいいんですが、その辺をお示しいただければいいがなと思うんです。 136 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 137 ◯教育部長(鹿島 隆君) それでは、市内5中学校の進学希望者数247名でございますが、この2月末現在のまず新見高等学校への出願者数でございます。新見高校への出願者数は138名でございます。それから、議員お尋ねのように、各地域ごとの細かい資料は持ち合わせておりませんが、そのほか県内の他の県立高校への出願者数は58名でございます。それから、その他、私立それから県外の高校等への出願者数が51名でございます。  以上です。 138 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。榎日出男君。 139 ◯16番(榎 日出男君) いろいろと数値をお示しいただきました。こういう現状ですから、本当に危機感を持った高校のあり方をしっかり協議するべきじゃないかなと思います。会長さんの立場でどういう御意見があるのか、お示しをいただきたい。 140 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 141 ◯市長池田一二三君) 明日の新見高校を考える会の中での今の状況でございますけれども、やはり昨日の古川議員の御質問もございましたけれども、やはりオール新見、もう全員でしっかりと取り組んでいかなければならないという観点は皆さん共通認識を持たれております。そうした中で、行政は行政、それからPTAの方、あるいはOBの方、また産業界、いろいろなお立場で本当に何ができるのかということをそれぞれが今考え、行動に移していかなければならない、そういった観点を持って、今それぞれがお考えになっているところでございます。したがって、行政は行政としてコーディネーターを配置をして、しっかりとまずは取り組んでいくという姿勢を見せているところでございます。 142 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。榎日出男君。 143 ◯16番(榎 日出男君) 次へ行ってください。 144 ◯議長藤澤正則君) 4項目め質問に移ってください。 145 ◯16番(榎 日出男君) 4項目めでございますが、大した金額のところじゃないんですが、行財政改革ということで1点目、市の職員、市外からの通勤者に対する市内定住への要請について。  人口減少が非常にスピードアップして進んでおります。少子化も急激な少子化になっております。その辺をあわせてやはり職員である以上は、新見市へ定住するべきかなというようには思っております。  そこで、市外通勤者数は何名おられるのかなと。あるいは新見市へ定住することについて要請をした経緯があるのか、その辺の状況をお示しいただきたいと思います。 146 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。
    147 ◯総務部長(上山 晋君) 4項目め、行財政改革についての市外通勤者の数でございますが、本市の職員の市外からの通勤者数につきましては、令和2年2月末現在で13人でございます。  2番目の市内へ定住するように要請をした経緯があるのかということでございますが、職員の居住につきましては、憲法により居住の自由が保障されている以上、過度の制限をかけることはできません。市外に居住している職員は、結婚による転出や配偶者の勤務地との兼ね合いで市外に住居を構えるなど、家庭の事情によるものが大半でございまして、やむを得ないものと判断をいたしております。できるだけ、市内へ居住してもらいたいと考えております。採用時にはできるだけ市内に住んでいただくように促してはおります。  以上です。 148 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。榎日出男君。 149 ◯16番(榎 日出男君) この件につきましては、以前にもお尋ねしたことがあるんですが、ただ隣の高梁市は、総社からしっかり通ってきとんです。それはやっぱり要請はしとる。               〔質問時間終了のベルが鳴る〕 150 ◯議長藤澤正則君) 残念ながら時間切れとなりました。  これをもちまして榎日出男君の一般質問を終わります。  お諮りいたします。一般質問はこれで打ち切りたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 151 ◯議長藤澤正則君) 異議なしと認めます。よって、一般質問はこれで打ち切ります。  しばらく休憩をいたします。                             午後0時11分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時0分  開 議 152 ◯議長藤澤正則君) 休憩閉じ会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第2  議案第3号 第3次新見市総合計画について 153 ◯議長藤澤正則君) 日程第2に入ります。  ただいま市長から議案第3号第3次新見市総合計画についてが提出されておりますので、これを議題といたします。  この際、市長から提案理由の説明を求めます。市長池田一二三君。               〔市長 池田一二三君 登壇〕 154 ◯市長池田一二三君) それでは、ただいま上程いただきました議案第3号について御説明申し上げます。  議案第3号第3次新見市総合計画につきましては、市政運営の指針となる新たな総合計画を策定するため、地方自治法第96条第2項及び新見市議会基本条例第8条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上、議案第3号について御説明申し上げましたが、どうか慎重に御審議いただき御賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  なお、計画策定の取りまとめに時間を要したため、追加議案とさせていただきましたことをおわびいたします。  以上でございます。 155 ◯議長藤澤正則君) これより質疑に入ります。  ただいまの議案第3号について御質問はございませんか。2番岡崎裕生君。 156 ◯2番(岡崎裕生君) 2番岡崎裕生でございます。  本日の上程ということで、以前いただいた策定スケジュールでは、12月までにまちづくり審議会を終了しまして、本年1月に計画完成ということでありましたが、本日にこの計画の上程がずれ込んだということに対する経緯の説明を求めます。  2点目は、人口減少問題についてです。  人口目標、定住人口の人口減少目標について示されていますが、これは全ての行動計画が達成されることによって目標を達成されるという考えであるのか。また、人口目標達成に向けての営みが具体的に示されていないのはなぜなのでしょうかということ。それから、合計出生率についての目標は示されないのか、それが2点目です。  3点目は、SDGsについてですが、その理念の中でSDGsについて配慮するという形で挙げられています。このSDGsというのは、国並びに全ての地方自治体が取り組むべきことだというふうに捉えております。SDGsは、この第3次総合計画の中ではその理念とは区別された、ある一つの視点という位置づけをされているのか、その3点をお伺いいたします。 157 ◯議長藤澤正則君) 岡崎議員さん、3点目、SDGsについては視点という位置づけにしとるんかという質問でよろしいんですか。はい、もう一度お願いします。 158 ◯2番(岡崎裕生君) SDGsが本市の第3次総合計画のまちづくりの基本理念としての理念共有としてはなされていないのかどうかをお伺いします。 159 ◯議長藤澤正則君) 理念共有、視点じゃなしに。  暫時休憩します。                             午後1時4分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時5分  開 議 160 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。  答弁を求めます。 161 ◯総務部長(上山 晋君) それではまず、この総合計画の提出が遅れた理由はと、経緯はということでございますが、本来ですとお示ししましたスケジュールでは、昨年末にはパブリックコメント等を終えるというようなことにしておりました。ただし代表質問でもお答えをさせていただいたとおり、4月以降にこの総合計画に関して意見交換を行う場、重立ったもので32回やっております。これ一つ一つが大変時間がかかるものでございまして、これらに大変時間を要したということもございますし、災害ばかり言ってはいけないんですけれど、9月に思わぬ災害があったということも一つの要因かなということで、遅れた原因ということで申し述べたいと思います。  それから、人口減少目標で合計特殊出生率を示さないのかということでございますが、人口目標につきましては、素案の段階から変えまして、元気な町を目指すんだという姿勢を見せて欲しいというような御意見もあったりしまして、それにつきまして目標をまず設定をいたしまして、その目標設定に対して人口減少率をいかに下げていくかということで目標に近づけていきたいというふうな考え方から、人口減少率を根拠として目標を定めたものでございます。  それから、SDGsの視点でございますが、これは行動計画の中に5番目に持続可能な開発目標SDGsのまちづくりの視点というものを掲げておりまして、今後の施策の企画、立案、実行の各過程において常にSDGsの理念に配慮し、国際的視点に立った市政運営に努める必要がありますと記載しておりまして、この具体的な実行計画の中にこういったSDGsの理念が生かされる事業がございましたら、今後反映させていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 162 ◯議長藤澤正則君) 再質問ございますか。2番岡崎裕生君。 163 ◯2番(岡崎裕生君) 2番岡崎です。  期限については理解できました。  人口減少問題について、本市の大きな課題、地方都市として大きな課題であるはずですが、それについての人口問題をどうするか、どうすれば減少率を軽減できるかという大きな課題についての具体的な直接的な取り組みというか、営みというか、そういう行動目標というのが示されず、全体目標として達成できたら、この人口問題も最終的に達成できるという、今までのスタンスと余り変わりのない総合計画になっているんですが、具体的に人口問題に対する具体策としてもっとはっきりとした行動計画であるとか、取り組みであるとか、そういうものはこの中には示されないのでしょうか。  あとSDGsについては、先ほど申しましたように、国連の目標を国が批准しているわけです。国が批准して、地方自治体もそれに取り組むべきと、国も働きかけております。つまり国民全員全体でこのSDGsという目標を達成しようという、その取り組みの中で先ほどの地方都市としての人口問題であるとか、産業の問題であるとか、様々な地方の課題もそれを取り組むことによって解決されると、そういう考えで政府も計画を出しております。本市においてもその目標を共有し、理念を共有することで、本市における課題が様々な課題もその取り組みによって解決されるというふうな、それがSDGsの理念だと思います。  その中に一番大事なのが、誰ひとり残さないという、そういうSDGsの基本理念というものがあります。そういう理念についても配慮するということという理解でよろしいでしょうか。 164 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午後1時10分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時11分  開 議 165 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。  答弁を求めます。 166 ◯総務部長(上山 晋君) まず、人口の目標でございますけど、これを達成するためのものが行動計画でございます。先ほどその合計特殊出生率のことを言われましたが、それだけで人口を想定することは難しいということで、この人口想定の根拠を変えたということでございます。先ほどの補充でございます。  それから、人口減少を具体的に食いとめるための施策ということで行動計画を上げておりまして、この行動計画の中にまち・ひと・しごと創生総合戦略の視点を持ちまして、人口減少対策を進めていくというふうにしておりますので、この中から具体的な取り組みを進めていきたいというふうに思います。  それから、SDGsにつきましては、総合計画の体系図以降に1番の農業からずっと記載をしておりまして、そのページ下にそれぞれの分野ごとに取り組むべき、目標となるべきマークといいますか、目標を記載をいたしております。そういったことを記載しながら、この理念といたしましては、ただ誰ひとり取り残さないというSDGsの理念は取り組んでいって、事業を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 167 ◯議長藤澤正則君) 再々質問ございますか。2番岡崎裕生君。 168 ◯2番(岡崎裕生君) 2番岡崎裕生です。  最後のSDGsについて、誰ひとり取り残さないというSDGsの基本理念というのが共有されているということで理解をさせていただきましたが、それでよろしいでしょうか。 169 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 170 ◯総務部長(上山 晋君) そのとおりでございます。 171 ◯議長藤澤正則君) ほかに質疑はございませんか。12番林光和君。 172 ◯12番(林 光和君) 12番林です。  基本的なことをお尋ねいたします。  今、第3次総合計画が出ておりますけれども、従来なら第2次の総合計画の後期に入っていく時期だと思います。なぜ今この時期にこの第3次総合計画を出してくるのか。  また、この第3次総合計画を出すんなら、1月の初めか12月の終わりごろに出してきて審議できるような状態に持っていけるんが当たり前だと思います。この3月の定例会の会期日程もきちっと組んでおります。どこでこの審査をするような余裕があるのか、そこを配慮してここのこの時期に提案、上程をされたのか、その点についてお尋ねをいたします。 173 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 174 ◯総務部長(上山 晋君) なぜこの時期での提案かということでございますが、先ほども経緯を申し上げたとおりございまして、いろんな方の御意見をいただく中で非常に手間をとったということと、あと災害などもあって、当初の予定の年内での案の策定ができなかったということで、大変申しわけなく思っております。  それから、どうしてこのタイミングなのかということでございますが、第2次総合振興計画で事業を進めてまいりましたが、その一定の成果があったんですけれど、結局人口減少の歯どめがかかっていないというようなことで、これからこれまでとは違った視点での施策展開を図るために新たな総合計画を策定するということに至ったものでございます。  以上です。 175 ◯議長藤澤正則君) 再質疑はございますか。12番林光和君。 176 ◯12番(林 光和君) 12番林です。  執行部も御存じのように会期日程も組んであります。3月19日が最終日になります。この時期に出てきた、この第3次の新見市総合計画、これを全部審議するには時間がない、会期末までに。それを想定して出されたのか、どうしてもこの会期内にこの3次総合計画を議決するような思いで出されたのか、その点についてお尋ねします。 177 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 178 ◯市長池田一二三君) 先ほども提案のときにお断りを申し上げましたが、時間的な余裕がないという御指摘であろうと思います。  そうした中、人口減少が予想以上に厳しい状況である、何とかこの3次総合計画を皆様方に御審議を賜り、採択をしていただきまして、議決をいただくという、そういったことがこれからの新見市として全力を挙げて皆さんとともに取り組んでいく、その推進体制をしっかりととって施策をしていきたいというふうに思ったところでございます。どうか御理解を賜りたいと思います。よろしくお願いいたします。  一刻も早く対応を打ち出すことが必要であろうと考えております。是非ともこの会期中によろしくお願いを申し上げます。 179 ◯議長藤澤正則君) 再々質疑ございますか。  ほかに質疑はございませんか。11番小郷昌一君。 180 ◯11番(小郷昌一君) 11番小郷です。  これは代表質問でも上げた問題もありますが、まず1番に、これをこれから審議させていただくわけですが、この計画にはページが入っていないんですが、目次が、これはなぜですか。それから、体系図と経過と委員会名、氏名、これを入れていただくように言うとりましたが、これも入ってない。それから、できれば難しい用語が今は出てきていますので、用語解説、こういったものが全く入ってない。これではやはり審議するにも審議がしにくい。先ほど市長が言われたように、早いうちに通してもらいたいということでございますが、そこら辺の見解はどうでしょうか。 181 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。  暫時休憩にします。                             午後1時19分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時20分  開 議 182 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。 183 ◯総務部長(上山 晋君) 目次とか委員名とか用語解説などにつきましては、つくるように検討させていただきたいと思います。 184 ◯議長藤澤正則君) 再質疑ございますか。(「ページじゃない、目次」と11番小郷君の声あり)目次じゃろ。  答弁を求めます。 185 ◯総務部長(上山 晋君) 失礼いたしました。目次につきましては、資料編として準備をさせていただきます。それから、用語解説につきましても準備をさせていただきます。  以上です。 186 ◯議長藤澤正則君) 再質疑ございますか。11番小郷昌一君。
    187 ◯11番(小郷昌一君) こういったものはどこの市町村もつくっておられます。目次の入っていないのは、私の目には今までとまっておりません。ましてこれから議会で審議するにしても、目次がなかったら、全部めくって調べんといけんわけですわね。そういった効率は考えなかったんですか。我々がつくったのは、全部表から裏まで目を通してください、それはそれでいいんかもしれんけど、一般市民に向けてもどこにどういうことが書いてあるか、目次は一番重要なんじゃないか思うんです、本をつくる上では、冊子をつくる上では。その点をお伺いします。 188 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 189 ◯総務部長(上山 晋君) 資料を見やすくするという意味では目次は大変重要なかと思います。配慮が欠けていたということで、大変申しわけなく思っております。 190 ◯議長藤澤正則君) 再々質疑ございますか。11番小郷昌一君。 191 ◯11番(小郷昌一君) いや、配慮が欠けとる部分があるんであれば、差し替えとか、そういった考えはありませんか。 192 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 193 ◯総務部長(上山 晋君) これは改めて資料編として準備をさせていただきたいというふうに思っております。 194 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午後1時22分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時25分  開 議 195 ◯議長藤澤正則君) それでは、休憩を閉じ会議を再開いたします。  答弁を求めます。 196 ◯総務部長(上山 晋君) 失礼いたしました。目次につきましては、本会議終了後1時間以内に作成させていただきまして、加除をさせていただきます。  以上です。 197 ◯議長藤澤正則君) ほかに質疑はございませんか。14番橋本亨子君。 198 ◯14番(橋本亨子君) 14番橋本です。  案の中での各ページごと、施策ごとに達成目標を設定をしてあります。その表が載っているわけなんですけど、この達成目標として数値化をしているもの、これについてはどういう基準で、例えば畜産業、水産業という、31、32ページのあたりを見て……。 199 ◯議長藤澤正則君) ページを言ってください。 200 ◯14番(橋本亨子君) 31、32ページあたりです。この中で、千屋牛のブランド化を進めていくということで、優良な繁殖牛の導入を促進しますというふうに、32ページの畜産物の生産振興の欄には書かれております。そのことからこの繁殖牛の飼養頭数をどういう数字に持っていこうとするか、目標値をどう定めるかということでのこの表があるのかなというふうに見たんです。今指摘したページにはそのことしか書いてありません。施策としてはそのほかにもいろいろ取り組みますというのが書いてあるわけです。主要な施策取り組みということで示されているんですが、この達成目標として書き込まれているものというのは、その全ての施策についてものを示すのではなく、今御指摘をしたページでは1つだけが載っているんです。この載せ方の基準ていうのは、これは全ページにいろいろ関連もするんですけど、どういうことからそれだけが載る、載せていくというふうにしているのか、ちょっとそこが知りたいんです。  それから、例えば77、78ページのところについては公共交通の関係でございますが、第2次総合振興計画の中では、空白地については、地域人口の70%の削減を目指すということで取り組みをされたものと思うんです。それは地域の組織を立ち上げながら、空白地を解消するという、そういう事業も含めたことだというふうに認識もしているわけなんですけど、そういうことから考えて、この78ページに公共交通空白地域の人口率、現状値が7.5、この目標とする数字は6.5ということで、空白地の人口率を下げる目標が余りにも低いというふうに思うんです。この施策の展開の中で示す目標値として、これはどういう基準でこういうふうに定められているのかなと。この総合振興計画全体にわたるかとは思うんですけど、施策を展開することによって人口減を抑制をしていくということで人口推計を設定をするというふうにされている中で、施策の展開としての中での目標値の設定の仕方というのはどういう基準になって、こう示されているのか。施策展開の列挙されているものの全てがこの達成目標としての表としての表現がされていないということで、どういうふうにここを考えられているのかが知りたいです。  それで、第2次計画のときに、一般質問でも言いましたが、数値化をして事業評価をしたというふうに言われるんですけど、この3次計画を今度、じゃあ計画を進めていく中で評価をするとしたら、何をもっての基準でやられるのかなと。この達成目標値を設定しているもののみでやられるのかな、どういうふうになるのかなというふうにちょっと全体的な今後の方針というのが見えませんので、詳しい御説明をいただきたいと思います。 201 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午後1時30分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時31分  開 議 202 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開します。  答弁を求めます。 203 ◯総務部長(上山 晋君) 目標の設定でございますが、各ページに共通する主要な施策取り組みを何点か掲げておりますが、その中で主なもので数値として掲げることができるものを目標値を上げております。その目標値の設定に当たりましては、2次の総合計画ではアウトプットということで、この事業をやったら結果がこうなるというような設定もしておりましたけれど、今度は新しい視点で、そういったものもありますけど、そういったものでなくて、この事業をしたらこうなった結果、さらにこう発展できるんだというアウトカムの方式も入れたものもございまして、そういったことも記載をさせていただいております。また、細かい点につきましては、委員会で説明をさせていただきたいと思いますが。  あとは、毎年度把握できる数字であるということで、これで比較検討ができるということで、その数値を上げております。  以上です。 204 ◯議長藤澤正則君) 効果の基準、評価か、評価の基準について、2つ。もう一遍聞いてみようか。  暫時休憩します。                             午後1時33分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時34分  開 議 205 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。  答弁を求めます。 206 ◯総務部長(上山 晋君) この行動計画につきましての目標は、5年間としております。毎年度状況を調査しながら、その5年後に人口減少にどのように評価、効果があったかということを評価するための目標値でございますので、そういった点で利用していきたい、目標値にどの程度迫っているのかどうか、そういった判断として使いたいということでございます。 207 ◯議長藤澤正則君) 再質疑ございますか。橋本亨子君。 208 ◯14番(橋本亨子君) 部長言われるように、5年の行動計画の中で毎年度評価もするということですが、第2次計画では、全体に到達度、到達率、事業についての評価をする129項目でした。それを定めていく基準はどういうふうになっているのかなということなんです。ここの目標値、達成目標として表に示されている施策がその評価項目となるのか。しかしながら、それぞれの体系ごとに施策はいっぱいあります。それらをどのように評価をされるということになるのかなという、その考え方でございます。ちょっと先ほどのがよく伝わってなかったでしょうか、事業評価の仕方、考え方、何をもって何をベースにされるか。よろしいですか。もう最後ですから、詳しく御説明ください。 209 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午後1時36分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時37分  開 議 210 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。  答弁を求めます。 211 ◯総務部長(上山 晋君) 評価の仕方ですけれど、現在挙げております数値をもとに評価しながら、行動計画に掲げております各分野ごとで最終的な評価につなげていきたいということでございます。  以上です。 212 ◯議長藤澤正則君) ほかに御質疑はございませんか。17番石田實君。 213 ◯17番(石田 實君) 17番石田です。  先ほど林議員が言われたのと少しかぶるところがありますけれども、たしか予算委員会が11、12、13じゃった思います。その前に常任委員会が3日を予定されております。そういう中で、先ほど執行部の説明がありましたけれども、32回ほど会議を重ねてこの議案を上程されておるということで、パブリックコメントも経て、そういう中でやっぱり議案審議をしないと予算委員会ができんわけです、決定できない。そうなると、物理的に無理だと思うんですけどね。逆に32回も会議を重ねた提案内容を半日や1日で審査せえということが逆にちょっと無理じゃないんかと私は思います。その辺についてどう考えております。 214 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 215 ◯副市長(大森利弘君) 石田議員の御質問お答えいたします。  確かに議会日程、委員会日程等あることは、これ承知いたしております。これまで遅くなったことにつきましては、当然市長も皆様に申し上げましたが、審議日程が短いというのは重々日程を見れば、今現在考えればわかることでございますが、今議会での議決をお願いしたいという市長の答弁もあったように、今議会で何とぞ審議していただければということを思っております。よろしくお願いいたします。 216 ◯議長藤澤正則君) 再質疑ございますか。17番石田實君。 217 ◯17番(石田 實君) 副市長、答弁していただいたんですけれども、私が意図する答弁にはちょっと物足りないなという気がいたしております。委員会等でどういう見解になるかはわかりませんけれども、これだけ重要な施策でございますから、それまんざら1日や半日でそれはこうやりましょうと、多くの予算もかかるわけですから、そういうところは我々も慎重にやっぱし審査をしていきたいというように思いますので、できる限りの努力をしていただきたいというように思って終わります。 218 ◯議長藤澤正則君) そのほか質疑はございませんか。9番杉本美智子君。 219 ◯9番(杉本美智子君) 9番杉本です。  1点お尋ねします。  達成目標に現状値が示してありますが、これは何月何日時点の数値を上げられたでしょうか。また、何年度の数値を上げておられるでしょうか。上程が大変遅くなりましたので、最新という数字になっているのかどうか、その点をお尋ねいたします。 220 ◯議長藤澤正則君) 暫時休憩します。                             午後1時42分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時43分  開 議 221 ◯議長藤澤正則君) 休憩を閉じ会議を再開いたします。  答弁を求めます。 222 ◯総務部長(上山 晋君) 現在値の時点でございますが、いろんな数値がございまして、一律的に把握できないということでございまして、それぞれの数値で把握できる最新の数値ということでございます。  以上です。 223 ◯議長藤澤正則君) 再質疑ございますか。  ほかに質疑はございませんか。16番榎日出男君。 224 ◯16番(榎 日出男君) 榎です。  総合計画の中身については、また別のとこで十分審議をしたいというように思っております。しかし、この時点で提案されたということに私は若干疑義を持っておるんです。昨年の3月議会に新しい総合計画をつくります、明言されている。それが1年たってようやく出てきた。この辺の執行部の捉え方がいかがなもんかなと。  今日皆さん方、同僚議員の質疑を聞いておりますと、いかに雑であったかなというとこがうかがえる。この計画書を策定するに当たって、トップリーダーは副市長、副市長でしょう。どなたが仕切って提案までこぎつけたんですか。余りにも雑なん、これじゃあいけん。今、同僚議員から質問があった、本議会に議決をしてください、それは議決をいただけりゃあ一番えんかもしれんけど、まちづくり審議会についても3日で審議しとる。これを議会で1日でせえ。1日でしなさいとまでは言っておりません、1日で片づけて欲しいと。それが果たして可能な、余りにも議会軽視じゃないんですかと、私はそれが言いたい。できれば私は取り下げてもらいたいような気もしとる。議会の日程は執行部と議会事務局、議長を初め、日程を組んどる。そこへ何でもええ、出しゃあええ、議会は通してくれらあというような安易に思っとんじゃないんかなと。どうもそこら辺がトップリーダーの心底、心の底にあるんじゃないかなと、そう疑わざるを得ない、この問題は。  審議はしますよ。審議はしますが、例えば継続審議になったらどうするんですか。それでも構わんのですか。この総合計画にはいろんな関連の予算化も見ております。その辺の取り扱いの問題も今後発生してくる。その辺の心の余裕があるんですか。副市長に尋ねます。 225 ◯議長藤澤正則君) 答弁を求めます。 226 ◯副市長(大森利弘君) ただいま榎議員からの御質問、御指摘でございます。本当にこの件に関しましては、当然事務方も一生懸命やったところでございますが、時間も災害等、先ほど申し上げましたが、これは言いわけでも何でもございませんが、一生懸命やったのは事実でございますが、こうやって結果的に遅くなったということは、本当に申しわけなく思っております。  審議日程もなかなかとれないということは今御指摘のとおり、時間がないというのは、そうではないかと思います。ただ、私ども昨年3月にこの計画策定ということを表明いたしまして、今年度つくってきたわけでございまして、上程はこの3月議会、先ほど上程させていただきましたが、審議いただきたいという気持ちは当然思っておりますので、その点よろしくお願いいたします。御指摘の件は重々わかっておるつもりでございますが、一生懸命した結果でございますので、御理解をいただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。申しわけありません。 227 ◯議長藤澤正則君) 再質疑ございますか。(「ありません」と16番榎君の声あり)  そのほかに質疑はございませんか。──ないようですから議案第3号についての質疑を終わります。          ──────────────────────── 日程第3  発議第2号 第3次新見市総合計画検討特別委員会の設置(案) 228 ◯議長藤澤正則君) 日程第3に入ります。  ただいま議会運営委員長から発議第2号第3次新見市総合計画検討特別委員会の設置(案)が提出されておりますので御覧願います。  この発議第2号を議題といたします。  この際、委員長から提案理由の説明を求めます。12番林光和委員長。               〔12番 林 光和君 登壇〕 229 ◯12番(林 光和君) 12番林です。  令和2年3月5日、新見市議会議藤澤正則殿。提出者、新見市議会議会運営委員会委員長林光和。  第3次新見市総合計画検討特別委員会の設置(案)の提出について。  上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条第2項の規定により提出します。  発議第2号第3次新見市総合計画検討特別委員会の設置(案)。  1、地方自治法109条及び新見市議会委員会条例第6条の規定により、本市議会に16名の委員をもって構成する第3次新見市総合計画検討特別委員会を設置する。  2、議会は第3次新見市総合計画検討特別委員会に対し、その事項を付託する。1、第3次新見市総合計画に関する諸般の調査検討。  令和2年3月5日、新見市議会。  提案理由。第3次新見市総合計画は、今後10年間の新たなまちづくりの方向性を示す重要な計画である。そのため、市民の代表である市議会が市民の立場から計画に対する意見や提案を行えるよう、計画内容の調査検討を行うため、第3次新見市総合計画検討特別委員会を設置するものである。  以上、御賛同お願いいたします。 230 ◯議長藤澤正則君) ただいまの発議第2号について質疑はございませんか。──ないようですから発議第2号についての質疑を終わります。  ただいま議題となっております発議第2号は、会議規則第37条第2項の規定により委員会の付託を省略いたします。  これより討論に入ります。
     まず、反対者の発言から許します。──ないようですから次に、賛成者の発言を許します。──ないようですから討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第2号は原案のとおり決するに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 231 ◯議長藤澤正則君) 御異議なしと認めます。よって、発議第2号は原案のとおり決定されました。  お諮りいたします。ただいま設置されました第3次新見市総合計画検討特別委員会の委員の選任を本日の日程に追加し、議題といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 232 ◯議長藤澤正則君) 異議なしと認めます。よって、第3次新見市総合計画検討特別委員会の委員の選任を本日の日程に追加し、議題とすることに決定されました。  お諮りいたします。第3次新見市総合計画検討特別委員会委員につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により議長において指名したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 233 ◯議長藤澤正則君) 御異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定されました。  しばらく休憩をいたします。                             午後1時53分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後1時54分  開 議 234 ◯議長藤澤正則君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  事務局に委員名を朗読させます。               (次長 大隅敏雄君 朗読) 235 ◯次長(大隅敏雄君) 第3次新見市総合計画検討特別委員会委員、1番西川照雄議員、2番岡崎裕生議員、3番古川英明議員、4番宮本英基議員、5番小河俊文議員、6番岩田秀之議員、8番山本昌次議員、9番杉本美智子議員、10番難波孝一議員、11番小郷昌一議員、12番林光和議員、13番塩飽満路議員、14番橋本亨子議員、15番仲田康豊議員、16番榎日出男議員、17番石田實副議長。  以上です。 236 ◯議長藤澤正則君) 以上の方々を決定したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 237 ◯議長藤澤正則君) 御異議なしと認めます。よって、16名の方々を第3次新見市総合計画検討特別委員会委員に選任することに決定されました。  しばらく休憩をいたします。                             午後1時55分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後2時30分  開 議 238 ◯議長藤澤正則君) 休憩を終わり会議を再開いたします。  これより第3次新見市総合計画検討特別委員会の正副委員長の報告がありましたので、発表いたします。  事務局に朗読させます。               (次長 大隅敏雄君 朗読) 239 ◯次長(大隅敏雄君) 第3次新見市総合計画検討特別委員会委員長橋本亨子議員、副委員長岩田秀之議員。  以上です。          ──────────────────────── 日程第4  陳情事件の上程 240 ◯議長藤澤正則君) 日程第4に入ります。  既に受理しております陳情6件を議題といたします。  なお、陳情の内容につきましては、議会初日に配付しておりますので、御確認ください。  しばらく休憩をいたします。                             午後2時31分  休 憩          ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~                             午後2時32分  開 議 241 ◯議長藤澤正則君) 休憩を終わり会議を再開いたします。          ──────────────────────── 日程第5  議案及び陳情事件を各常任委員会に付託 242 ◯議長藤澤正則君) 日程第5に入ります。  お諮りいたします。ただいま議題となっております条例第2号から同第27号までの26議案、予算第1号から同第19号までの19議案、議案第1号から同第3号までの3議案及び陳情6件を配付しております付託表のとおり、その審査を各所管委員会に付託したいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 243 ◯議長藤澤正則君) 異議なしと認めます。よって、付託表のとおり、それぞれの委員会に付託いたします。  お諮りいたします。明6日から18日までの13日間は、議案等調査のため本会議を休会いたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 244 ◯議長藤澤正則君) 御異議なしと認めます。よって、13日間は休会することに決定いたしました。  次の本会議は3月19日午前10時に開きます。  以上で本日の日程は終了いたしました。本日はこれにて散会いたします。                             午後2時33分  散 会 新見市議会 Copyright (C) NIIMI CITY Council, All rights reserved....